織物の主な作業工程・レース・帆布

飯田興業㈱は明治16年に創業し、平成13年まで織物業を営んでいた。ここに掲載した各種レース地は同社の最後の製品である。戦時中は軍需品の帆布を生産し、防空頭巾はその帆布で作ったもので、名札には当時の社長、「飯田忠雄」(第4代理事長)の文字が読み取れる。

レース

従業員慰安旅行(昭和15年、熱海の海岸)
昭和15年頃の工場内
昭和31年の工場内

上写真はレース地原反。これを漂白または
染色などして製品に仕上げる。

検査表

帆布

(写真提供:飯田興業㈱)